事業内容

計画・設計・監理業務

地球環境の時代にあって、省エネ・省資源を始め建築物に対する要求項目は多様化してきています。優れた社会資本を構築するためには、要求された諸条件を取りまとめ課題を明確化し、技術的観点からの解決手法や経済的効果、定量的判断材料の提供などを通じてクライアントとの連携・協同体制を確立することが大切であると考えます。それらの実現のために、要求されるスキルを兼ね備えた人材を適宜配置し、クライアントの利益の確保を実現できる組織体制を整え業務にあたります。

基礎的設計能力の発揮と品質管理

設計図書としての基本的品質を十分に発揮・管理できる組織体制を整えています。業務担当部門や担当者個々人の個性を重視すると同時に、設計組織体として的確な時期・段階に技術照査委員会を実施し、設計内容が要求条件を満たし、かつ妥当性のある内容に達している事を組織として照査・確認を行います。

データ品質

CADによる製図が一般化された現在では、設計から施工図、完成図、その後の増設・改修工事に至るまで一元利用に耐え得るレベルでのデータ作成が不可欠と考えます。よって、当社では各種設計要領・ディテールの標準図化、計算要領や機器選定にいたるまでの標準様式、CAD標準様式等独自に定め、より質の高いデータ作成を心がけています。

コストコントロール

より正確な事業予算を把握することは、建物の健全運営のみならずライフサイクル視点において非常に重要な位置付けであると考えます。豊富なバックデータを基礎資料に建築主の要求条件に見合った妥当な工事予算の検証に努め、また進捗に応じた的確なポイントで常に予算のチェックを行い、計画へのフィードバックを含め適切なコストコントロールを行います。

設計管理・設計意図伝達業務

設計図での要求性能を施工担当関係者に確実に周知するため技術監修・指導を行い、受け渡されるシステムが建築主の要求条件を満足し、かつ基本的性能を十分に発揮できるよう努めます。さらに、竣工後の運転手順、設定調整手順、保守管理手順、監視手順などのマニュアルを整備し、適正に運転可能な状態を保てるよう心がけます。

工程・コスト・品質管理についての考え方